最初にサクッと説明すると、
- トレチノインを塗る(表皮をはがす)
- ハイドロキノンを塗る(漂白)
これを毎日繰り返します。治療期間は8~12週間。私は8週間でやりました。
ターンオーバーを速めて肌の奥のシミが浮きあがらせ、同時にシミのメラニン色素を漂白して治療していくのが、トレチハイドロを使ったシミ治療です。
ちなみに・・・めちゃめちゃ皮むけます!!!!
ちなみに、私の場合、経過途中は特に「受診して」と言われなかったので行っていないのですが、皮膚科によっては治療中は定期的に受診するように言われるところもあります。
もし何も言われなくても、初めてで皮むけや赤みが強くて心配な場合は自分から受診しましょう。
目次
トレチ・ハイドロでのシミ治療でかかるコスト
皮膚科によって多少料金の違いはあると思いますが、私がかかった費用はこちら。
- トレチノインクリーム(濃度0.2%)/ 3,240円(税込)
- ハイドロキノンクリーム(濃度4%)/ 3,240円(税込)
- 診察料1,080円(税込)
合計で7,560円(税込)ちなみに約2ヶ月分です。
トレチノインクリームは、0.1、0.2、0.4があり、それぞれお値段が違いました(濃いほど高い)
ハイドロキノンクリームは4%のものが1種類だけ。
私の場合の診察料は1,080円ですが、皮膚科によっては初診料3,000円とかのとこもありますので注意。
皮膚科で処方されるもの以外にかかるコスト
- 化粧水(ビタミンC配合のものがおすすめ)
- 保湿クリーム(トレチハイドロを塗った場所以外に塗る)
- 日焼け止め(必須!低刺激なもの)
トレチ・ハイドロでのシミ治療のやり方
- 洗顔
- 化粧水
- トレチノイン(シミの部分だけ)
- ハイドロキノン(シミの部分だけ)
- 保湿クリーム(トレチ・ハイドロを塗っていない場所)
トレチノインは劇薬です。塗り始めは、「あれ?効いてないのかな?」と思うほど変化なしなんですが、2・3日するとべりべりとむけ始めます。
トレチノインは夜だけ使いましょう。ハイドロキノンは慣れれば朝も塗っても。
こちらはトレチノイン。まぶしい蛍光黄色のクリーム。要冷蔵です。
こちらはハイドロキノンクリーム。私が処方してもらったのは常温OKなやつなんですが、要冷蔵のハイドロキノンを処方する皮膚科も多いので、その点は指示に従いましょう。
使用上の注意
- 薄く塗る
- 必要な部分にだけ塗る
- 目や口の周りには塗らない
薄く塗ってもべりべりむけるので、くれぐれもつけ過ぎに注意。よけいな場所には広がらないように気を付けて塗ります。
特に、目の周りと口の周りには絶対につかないように気を付けて!
また、トレチ中は肌がうすーくなっているので普段より紫外線の影響を受けやすいです。日焼け止めで徹底ガードしてくださいね。
万が一赤くもならず皮向けもせず、の場合は濃度があっていない可能性が。受診してトレチの濃度を変えてもらいましょう。
トレチノイン・ハイドロキノンは皮膚科に行かないと買えない?
トレチノインとハイドロキノンは医薬品なので、皮膚科で処方してもらう必要があります。
が、何らかの事情で皮膚科に行けない人は、個人輸入で市販のトレチ・ハイドロを手に入れることができます。
でも、初めて使う場合はなるべくお医者さんに診てもらったほうがいいです。
今の肌の状態は問題ないか、肌質はどうなのかや、濃度を見極めるのは慎重にすべきなので。
「どうしても!」という場合、トレチノインは0.025や0.05などの低濃度のものから試すと良いと思います。
【まとめ】
- トレチノインとハイドロキノンは皮膚科で処方してもらえる(自由診療)
- 2ヶ月分で診察料込で8,000円以内でできる
- トレチノインは塗ると激しく皮むけする(目の周り口の周りにはつけられない)
- 治療中は日焼け止め必須(日焼けしやすくなります)
- やりすぎると肌が薄くなるので注意(ビニール肌と呼ばれる状態)
- トレチハイドロは個人輸入で市販品もあり(初めての人にはすすめない)
今回の2か月間のシミ治療の効果を盛りだくさんの画像付きでまとめた記事はこちら
自宅でさらに低コストなシミ治療を自分でやるなら?
こちらはトレチハイドロ治療経験者におすすめ